香川県移住体験ツアー6: まとめ
移住体験ツアーのまとめ
今まで 5 回にわたって執筆してきた移住体験ツアーですが、本記事のまとめが最後になります。
各記事の概要と、全体としてどんなことを感じたのか、まとめたいと思います。
各記事について
1: 準備編
この準備編では、移住コーディネーターさんと、香川県政策部地域活力推進課さんに旅程の相談をさせていただきました。
ここで空き家バンクの見学や、先輩移住者とのインタビューなどをセッティングしていただきました。
知り合いのいない移住希望者がこういったことをセッティングするのはかなり難しいので、本当に助かりました。
今移住を希望されている方は、このような支援を最大限に活用すると良いのではないかと思います。
2: 取材編
取材編では、準備編でお世話になった方々に実際にお会いしました。
そして香川県での生活に対する生の声を伺うことができました。
この取材を通じて感じたのは、実際に住んでいる方の声はネットでは得られないこと、そして、
こういう生の声を得るには自治体にコンタクトを取るのが実は手っ取り早いのではないか、ということです。
自治体に相談するのはハードルが高いな、と自分自身は感じていましたが、それによって得られる情報はとても大きいと感じました。
3: 三木町編
三木町では、空き家バンク見学、役場で移住相談、そして子どもの遊び場訪問をしました。
空き家バンク物件は自然に囲まれたとても素敵な環境にあり、移住後の生活を想像することができました。
役場では本当に温かい対応をしていただき、移住への期待が増し、不安が減りました。
また遊び場では三木町在住の子連れお母さんとお話をして、三木町の子育て環境の良さを聞けました。
初めて行った三木町でしたが、ここは本当に良いところだと感じました。
まとめ
移住ツアーでは、香川県のいろんな良さを知ることができました。
自然だったり、食だったり、、
でも自分にとって一番印象的だったのは、人の良さだったのかもしれません。
準備編からお世話になった香川県庁の方々、役場の方々、先輩移住者、公園で出会った方々...
とてもあたたかく接していただきました。
もう一つ感じたのは、移住にあたって「自分にとって何が一番大切なのか」をしっかり考える必要があるということです。
あらゆるすべてのことが理想通りという場所はありえないと思います。
であれば、他のことは多少理想と違ったとしても、最も大切なことが叶えられる場所なら良いと思うのです。
自分の中の「優先順位」。
これをはっきりさせるのは実はとても難しいことですが、真剣に自分の心と向き合わなければと思いました。
最後に、今回の移住体験ツアーでお世話になった香川県庁の方々、役場の方々、先輩移住者、公園で出会った方々に、心からの感謝を述べさせていただきたいと思います。
貴重な経験をさせていただき、本当にありがとうございました!!
そして、移住することになった場合は、どうぞよろしくお願いいたします!!
香川県移住体験ツアー5: 丸亀市編
丸亀市とは
陸地部は風姿がとりわけ美しい飯野山(別名、讃岐富士)が讃岐平野の中央にそびえ、南北を一級河川土器川が流れる、香川の代表的な田園都市です。
かがわ暮らしより
初めて香川を訪れたとき、まさにこの飯野山とその周辺の田園地帯に惹かれたのが丸亀市です。
なので、今回の移住体験ツアーでまた来られることをとても楽しみにしていました。
スーパー散策
新鮮市場きむら
初めて香川に来たとき、この新鮮市場きむらを訪れて感動しました。
何がすごいって、新鮮な魚がズラリと並んでいることです。
今回はタイとカンパチの刺し身を購入。
めちゃくちゃ美味しかったです。
こんな美味しい地元産の魚が安く買えるなんて、本当に贅沢ですね!!
きむら、好きになりました。
子どもの遊び場
丸亀市役所で移住相談
最後に、丸亀市役所に行って、移住や子育て支援の情報について伺いました。
同じ香川県の中でも、こういった支援メニューはかなり違いがあることがわかりました。
たとえば子育て中に家事まで手が回らないことってかなりあると思うのですが、
そういうときにホームヘルパーを格安でお願いできる制度があります。
丸亀市の子育てホームヘルプサービス
三木町の子育てホームヘルプサービス
対象者、値段、利用可能な回数とすべて違っています。
それ以外にも一時預かりなどにも違いがあるようです。
これはもうまさにその人次第というか、何を大事にするかということになってくるのですが、
個人的には三木町の支援メニューのほうが当てはまる部分が多いと感じました。
丸亀市まとめ
飯野山、スーパー、そして子どもの遊び場で考えると最高です。
ただし、移住や子育て支援といった部分では、完全に理想的とまではいえませんでした。
三豊市編でも書きましたが、
「自分が何を大切にしたいのか」
これ次第なんだ、ということを再認識しました。
そしてまとめ
長かった移住体験シリーズは、次回のまとめで最後になります。
いろいろまわってみて、結局どうだったのか。
自分的な振り返りにもできればと思っています。
香川県移住体験ツアー4: 三豊市編
三豊市とは
香川県の西部にあり、南東部は讃岐山脈をはさんで徳島県につながります。中央部には三豊平野が広がり、そこを財田川、高瀬川などが流れる豊かな田園地帯です。面積は約223平方キロ、人口は約6万9千人。
かがわ暮らしより
自然豊かなところというイメージを持っていました。
高松にはかなり遠くなってしまいますが、もっと遠くの観音寺市から通勤されている方もいるようなので、さすがはコンパクトな香川県です。
移住支援サイトとしてみとよ暮らし手帳があります。
空き家情報が多数掲載されており、とても見ごたえがあります。
建物内の写真が掲載されていないのが残念なところではありますが...
それと移住者の動画インタビューがあり、これを見ると最高にテンションが高まります。(笑)
特に下の動画は、子育て世代の自分にはとても魅力的でした。
これを見て三豊市移住への希望度がめちゃめちゃ上がったと思います。
今回、三豊市ではスーパーの散策、そして先輩移住者宅への訪問をさせていただきました。
その他に賃貸物件の見学も予定していたのですが、直前になって契約が決まってしまったとのことで、泣く泣く断念しました。
スーパー散策
たからだの里さいた
このあとに書く先輩移住者宅の近くにあった、道の駅たからだの里さいたに行ってみました。
こちらは物産館で、新鮮な野菜、おみやげ、苗なども手に入ります。
財田産、三豊市産といった文字が並び、まさに地産地消。
規模としてもかなり大きく、ここにくれば大抵の野菜は揃いそうですね。
ほんの少しですが遊具もあり、子どもを遊ばせるのにも良さそうです。
こんな素晴らしい道の駅が近くにあったら、毎日行くことになりそうです。(笑)
先輩移住者宅の訪問
準備編のときに、移住コーディネーターさんにお願いしたのが、この先輩移住者との面談です。
自分と同じような立場である「I ターン」「子育て世代」というキーワードでコーディネーターさんがコンタクトしてくださいました。
セッティングしてくれたコーディネーターさん、そして実際にお会いしてくださった移住者さんに深く感謝です!!
せっかく写真を撮っても良いとご許可いただいたのに、会話に盛り上がりすぎて撮り忘れてしまいました...
自分のバカ!!
というわけで文字だけですがご容赦ください。
移住に関して、いろんなことを伺いました。
- 移住された理由
- 移住前の下見
- 仕事
- 普段の買い物
- 子どもの病院
- 保育園や幼稚園
- 自治会
まさにインターネットでは得られない生の声をお伺いできました。
良いなと思ったのは、もともとお子さんが喘息持ちだったとのことですが、移住されてからは発作が減ったとのこと。
やはり空気の良さは、そういった病気に直結しますよね。
我々一家もアレルギー持ち + 子どもが喘息持ちなので、とても惹かれるポイントです。
それ以外にも、子どもの病院は四国こどもとおとなの病院が近いので安心というのは良いポイントです。
田舎なのにしっかりした病院も近くにあるというのは素晴らしいことだと思います。
あと、お宅を訪れたときに、お子さんがお庭のプールで全裸で遊んでいました。(笑)
こんなフリーダムな感じも田舎ならではで良いですよね。
逆に考えさせられた点としては、自治会やご近所についてです。
移住者は良い意味でも悪い意味でも「目立つ」とおっしゃっていました。
子どものことを気にかけてくれるというのは良いことですが、あまり注目されずに過ごすというのは難しいのかもしれません。
また、自治会活動も地域によっては忙しいこともあるようでした。
子どもが少ないところでは、一人の子がお祭りの役をいくつもこなさなければならないのでハードになるようです。
お話をした中で最も印象的だったのは「ここに骨を埋めるつもり」とおっしゃっていたことです。
いろんなことすべてひっくるめて、移住したこの土地を気に入っていらっしゃることが伝わりました。
先輩移住者がこのように思われる場所、素晴らしいですね...!!
良いことだけではなく難しいこともお伝えしていただいて、本当に実りある訪問になりました。
ありがとうございました!!!!